有害ミネラルを蓄積しない為には

有害ミネラルは他の必須ミネラルと
同じミネラルで、土壌や海中に存在
しています。
当然そこで育つ生物や植物も微量ながら
それらを摂取し、私達も日々微量ずつ
ながらも体内に蓄積し、様々な健康障害
を引き起こしています。

・海産物や歯科治療の
　アマルガムからは水
・お米からはカドミウム
・水道水からは鉛
・食器・調理器具・食品添加物からは
・アルミニウム
　海産物からはヒ素など

一回に摂取する量は極ごくわずかでも
何年も何十年も毎日摂取すると
相当量になります。

デトックスを導く栄養
有害ミネラルは対になるミネラルがあり
ミネラルが不足すると
有害ミネラルが蓄積しやすくなります。
ミネラルが足りていれば有害ミネラルは
体内に入り込むすきがなく
蓄積する事が出来ません。

ミネラル類は地球上に100種類以上も
ありますが、その中でも不足することで
健康に悪影響をおよぼす可能性があり、
栄養素として欠かすことができないものを
「必須ミネラル」と呼んでいます。

「必須ミネラル」
マグネシウム・セレニウム・亜鉛
カリウム・カルシウム・ナトリウム
鉄・マンガン・銅・リン・ヨウ素
セレン、クロム、モリブデンなど
全部で16種類があります。
また
硫黄を含むアミノ酸であるメチオニンは
有害ミネラルの排出を促進します。

マグネシウムの働き
マグネシウムは人間の体で約300種類以上の
酵素の補酵素として働きます。
他に
細胞の興奮を抑える
筋肉の動き
エネルギー(ATP)の生成
歯や骨の形成・疲労回復を促進
セロトニン生成を促し、
うつを予防するなど

マグネシウムの欠乏はほぼすべての臓器の
正常な機能に支障をきたします。

マグネシウムが不足すると
イライラ・めまい・筋肉の痙攣
うつなどが現れたり
コレステロールの上昇・血圧上昇
動脈硬化・高血糖などの症状や
循環器系疾患などとの
関係が指摘されています。

マグネシウムは筋肉運動に欠かせない
ミネラルであり腸などの正常な
蠕動運動にも欠かせません。

枝豆・おくら・きな粉・大豆・煮干し
いわし・干しエビ・あさり・あおさ
わかめ・アーモンド・ごま・ココアほか

亜鉛
亜鉛は免疫力を高めたり
味覚を正常に保つ働きがあります。
牛肉・牡蠣・しじみ・いわし・ごま
高野豆腐・桜えび・アーモンド・板のりほか
カリウム
むくみ解消、塩分排出し高血圧を防ぐ
効果が期待できます。
きゅうり・かぼちゃ・じゃがいも・バナナ
梨・ひじきほか

カルシウム
脂肪燃焼・脂肪の吸収を抑える
興奮、緊張を和らげる
歯を強くしたり骨粗しょう症を
予防する働きがあります。
牛乳やチーズなどの乳製品や小魚ほか

鉄
体のすみずみまで酸素を運ぶ
ヘモグロビンの成分でもあり
鉄欠乏性貧血を改善する働きがあります。
ココア・バジル・青のり・岩のり
いわしの丸干し・ごま・豚や牛のレバー
ひじきほか

マンガン
炭水化物・タンパク質・脂質の消化吸収に
関わる酵素の機能を活性化したり
消化を助ける働きがあります。
小麦・しそ・バジル・大豆ほか

銅
貧血の予防や骨の形成を助ける
働きがあります。
タコ・イカ・カニ・エビ・ココア・桜えび
ごま・アーモンド・きな粉・青のりほか

クロム
低血糖や生活習慣病の予防
不足すると、高血圧や高脂血症、
動脈硬化や糖尿病などに
発展するケースがあります。
エネルギーを消費しにくくなるため
ダイエットのために運動をしても
効果が現れにくくなります。
あおのり・ひじき・こんぶ・真さば
サザエ・アサリ・シジミ・エビ
アーモンド・牛肉・レバーほか

ヨウ素
体脂肪の燃焼、コレステロール低下
こんぶ・わかめ・ひじき・焼きのり
真だら・真いわし・真さばひじきなど

イライラやうつなども腸内環境が影響して
いますし自律神経もホルモンバランスの
崩れも腸も関係します。

食べた物の消化吸収をきちんとする為にも
血流を良くし
血管を丈夫にする為にも
腸だけでなく内臓機能を整え、
筋肉のこわばりをほぐし
呼吸がしっかり出来るしなやかな肋骨や
歪みのない姿勢になる事も大切です。
体調を整える事で性格まで変わります。

根本的に改善するには
今の状態を改善しながら
食生活と生活習慣を変える事が必須です。

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